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トビラノマエ

ハイども、やーまです。背景の人です。

一番早く動き出した(?)と思われる背景ですが、
実は全然そんなことなくて、今でも普通に準備中なのです。

完全なものをすぐに描けとか、もし言われても、物事そう上手くはいかないものなのさっ。


どんな構図で室内や街並みを描き、そこに何を置き、仕上げを見据えた上で光源も決め、
どう画面全体を設計していくのか。
最終的な塗りをイメージした時、原画はどれくらい描き込むべきなのか。
どんな色を置き、ブラシを選び、どの制作法をとるのが一番適しているのか。
キャラクターがより生きてくるのか。
……そして最終的に、どんなカラーの作品をつくるのか。

本作業をしながら実験もしつつ、まだしばらくは悩むのだろうと思います。
これは必要な時間です。


ファイル 18-1.jpg

こちらは作業中のモニタ画面。

ちょっと専門的な話になりますが、
今回はレイヤー(透明なセルのようなもの)の使用を大幅に減らし、根本的な考え方も変えました。
更に塗り潰しや素材の使用も基本的に禁止し、”ほぼ全て手描きすること”を最重要としています。
写実的な美術も好きですが、手で描くからこそ出せる表現や温かさもありますし、
今作の美術には、その温かさこそが何より相応しいと判断しました。
純粋に手数が増える分、仕上げまでの時間はかかるんですけど…。

前作「初恋1/1」の頃とはそういった部分で、雰囲気の変化はあるかもしれません。


「ああ、これはこれでいいかな」

そう言っていただけるような背景を目指していきたいと思っています。

……そして実は、今回が新作絵の初出しらしい。
ほほぅ。

  • 2013年09月12日(木)15時55分
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